文章の比較ガイド

2つのリストの違いを調べるには?抜け・共通項目・重複の見分け方

並び順の違うリストから抜けや共通項目を探す方法を、買い物メモの例で説明します。重複回数や表記の違いに注意する理由も確認できます。

読む時間:約4分制作・運営:ぱっと箱

「何がないか」を探すなら、行の位置ではなく項目で比べる

2つの買い物メモを見比べるとき、順番が違うだけで「抜けている」と感じることがあります。必要なのが項目の有無なら、Aだけにある・Bだけにある・両方にある、の3つに分けると確認しやすくなります。

ただし、これだけでは同じものが何個必要なのかは分かりません。まず「種類の抜けを探す」のか「個数までそろえる」のかを決めることが大切です。

2つのリストから片方だけの項目を取り出す →

買い物メモで、3つの結果を読み分ける

次のAを準備したメモ、Bを見直したメモとします。説明用の例です。

リストA

牛乳
パン
卵
パン

リストB

卵
牛乳
りんご

表は横にスクロールできます

項目の有無を比べた結果
結果項目AからBへの変化
AだけパンBには残っていない
BだけりんごBで加わった
両方牛乳、卵順番は違うが残っている

Aは4行ですが、パンの重複をまとめると3種類。Bも3種類です。「3種類ずつだから同じ」とは限りません。共通は2種類で、パンとりんごが入れ替わっています。

AとBが新旧のメモでなければ、「追加」「削除」とは判断できません。たとえば2人が別々に作った希望リストなら、「片方だけの希望」として読む方が正確です。

ツールの「入力例で試す」で同じ例を再現できます。入力済みのリストがある場合は、リセットする前に手元へ残してください。

「両方にある」は「同じ数ある」ではない

Aにパンが2行、Bにパンが1行あっても、項目の有無だけを調べる照合では「パンが両方にある」と出ます。「1個減った」ことは、この結果からは分かりません。

繰り返しがコピーの重複ならまとめて構いません。一方で、1行が1個や1回を意味する記録なら、重複をまとめると情報が失われます。元のリストを残し、品目ごとの個数や回数を別に集計してください。このツールは数量の突き合わせには対応していません。

同じつもりの項目が「片方だけ」に出たら

  • 行の前後の空白。「牛乳」と「 牛乳 」は初期設定では別です。貼り付け時の余分な空白なら、前後の空白を無視して再比較できます。
  • 英字の大文字・小文字。「Milk」と「milk」を同じものとして扱いたいときだけ、区別しない設定を選びます。
  • 文中の空白や表記。「牛乳 1L」と「牛乳1L」、「A」と「A」は、この2つの設定では一致しません。誤字や同義語を推測してまとめる機能ではありません。
  • 番号の先頭のゼロ。「001」と「1」は別項目です。番号を表計算ソフト経由で貼り付ける場合は、元の表記が残っているか確認します。

無視する設定は、答えを変えます。違いを消してよいか分からない場合は、まず初期設定で照合し、片方だけに出た項目を見てから条件を変えます。出力では空白や大文字小文字を書き換えず、最初の表記を残します。共通項目はAの表記です。

リスト照合・文章差分・重複削除の使い分け

照合前に元のリストを残し、比較する単位と一致の条件を決めておくと、結果の意味がはっきりします。処理はブラウザ内で行いますが、結果をコピーした後は、貼り付け先を確かめてから使ってください。