文章の比較ガイド

重複行を削除しても順番は残せる?リストを整理する前の確認点

持ち物や候補のリストを、最初に出てきた順のまま整理する方法を紹介。消してよい繰り返しと残すべき記録、空白の扱い、削除行数の読み方を説明します。

読む時間:約4分制作・運営:ぱっと箱

並べ替えなくても、重複だけを取り除けます

いくつかのメモをつなげた持ち物リストや、優先順に並べた候補。重複を見つけるために五十音順へ並べ替えると、元の順番が分からなくなります。

最初に出てきた行を残し、2回目以降の同じ行を除く方法なら、残った項目の順番は変わりません。ただし、繰り返しが必要な個数や回数を表しているときは削除しないでください。

持ち物メモをつなげたら、6行が4行に

次は説明用の持ち物リストです。「タオル」が2行あるのは必要数ではなく、メモをつなげた際の重複だと分かっているものとします。

整理前

充電器
タオル
水筒
充電器
帽子
タオル

整理後:最初の行を残す

充電器
タオル
水筒
帽子

4行目の「充電器」と6行目の「タオル」を取り除き、6行から4行になります。離れた場所の重複も対象です。「帽子」が先頭へ移ることはなく、最初の登場順のまま残ります。

これは、後から書いた行を優先する処理ではありません。「充電器」と「充電器(予備)」のように行の中身が違えば、別の項目として両方残ります。

空白を無視しても、残る行の表記は変わりません

初期設定では行全体が同じ場合だけ重複になります。貼り付けの空白や英字の大小を無視するかは、自分で選びます。次の3行で比べてみます。1行目の Towel の前後には半角スペースが1つずつあります。

空白と英字の大小が異なる3行

 Towel 
towel
Towel

表は横にスクロールできます

チェックする条件で結果が変わる
設定残る行数理由
すべてオフ3行空白と英字の大小を区別
行の前後の空白を無視2行1行目と3行目が一致
前後の空白と英字の大小を無視1行3行とも同じと判定

最後の設定でも、残るのは前後に空白のある最初の行です。比較の条件を変えるだけで、出力を小文字にそろえたり、空白を削ったりはしません。文中の空白、全角と半角、言い換えまでは同じとみなしません。

消す前に「1行が何を表しているか」を確かめる

  • 種類の一覧なら整理しやすい。持ち物の種類や候補名など、同じ項目を1回だけ残したい場合です。
  • 1行が1個・1回なら残す。購入記録や出欠の記録は、同じ文字でも別の出来事かもしれません。同姓同名だけで同じ人とも判断できません。
  • 段落のある文章は、そのまま通さない。同じ見出しや「よろしくお願いします」が繰り返されていても、各段落に必要な文かもしれません。この処理は意味や段落を見ず、行単位で除きます。

空行にも注意が必要です。初期設定でも同じ空行の2回目以降は重複として除かれるため、段落の区切りは保てません。「空行を削除する」を選ぶと、残っている空行や空白だけの行もなくなります。

たとえば「A・空行・A・B」の4行で空行削除を選ぶと、残るのはAとBの2行です。「削除した行数:2行」の内訳は、重複1行と空行1行。2種類の項目を消したわけではありません。

元のメモを残してから整理する

  1. 元のリストを手元に残し、1項目を1行にして「元の文章」へ貼り付けます。
  2. まずすべての設定をオフにした結果を見ます。必要な場合だけ、前後の空白・英字の大小・空行の設定を変えます。
  3. 残った項目と順番を確かめてから「整理後の文章をコピー」を押し、別のメモへ貼り付けます。

入力と結果はブラウザ内で処理されます。リセットすると入力は消えるので、元のメモや必要な結果を残してから操作してください。

順番を残して重複行を整理する →

2つのリストの「片方にだけある項目」を知りたいなら、まとめて重複削除する前にリスト照合の使い方と結果の読み方を確認してください。つなげた後では、どちらにあったかを区別できません。